男性が育休を取るべきか悩んでいる方は多いですよね
でも、他の人が取らなかいから自分も取らないでいいかと思っていると、取り返しのつかないことになるかもしれません
育休を取ることで、収入が一時的に減ったり、昇進できない可能性もたしかにあります
しかし、自分の人生の中で、赤ちゃんと接することができるチャンスはそんなに多くありません
男性が育休を取るのは、まだ珍しいかもしれません
それでも、取るかどうか悩んでいるなら、取ったほうがいいと思います
私自身、2人の子供が産まれた際、育休を取らなかったことを後悔しています
ここでは、迷っていて取らなかった場合、どんなことが起こりうるのか理由をあげていきたいと思います
赤ちゃんの時期は一瞬で過ぎ去るから

当たり前ですが、赤ちゃんの成長はとても早いです
そして、想像以上に早いです
育休を取らないでいると、赤ちゃんはいつの間にか寝返りをして、気付いたらハイハイをしていて、知らないあいだに歩き出しています
赤ちゃんの成長を一番に感じられる時期を、見ることができないことはとてももったいないことです
目の前で赤ちゃんの成長を見守ることができたことは、一生の思い出になると思います
母親を孤独にさせないほうがいいから

赤ちゃんは当然ながら話すことはできません
もし、夫が育休を取らなかった場合、当然朝から晩までお母さん一人で赤ちゃんのお世話をすることになります
近くに助けてくれる存在がいればいいですが、いなければお母さんは本当にたった一人で見なければなりません
何も話すことができない赤ちゃんとずっと一緒にいると、お母さんは誰とも話せないし、ましてやグチを聞いてくれる相手もいません
それが何ヶ月も続けば、人によってはうつ状態になります
産後うつというのは、決して珍しいものではありません
「産後うつ」の母親は10人に1人、コロナ禍でさらに増加 放置すれば最悪の事態も 悪化を防ぐためにできること
https://news.yahoo.co.jp/articles/c67b9be0e5c9754a3130f76c8dd494609f2ca52b
自分の妻は大丈夫なんて保証は、どこにもありません
自分のお休みのときだけ子育てをしている時間より、働いている時間の方がずっと長いんです
大人が一人きりでいるのと、二人で赤ちゃんを見ているのでは、気持ちの余裕が全然違ってきます
赤ちゃんのためだけではなく、お母さんのためにも、夫の育休は必要です
思い出をかたちに残すチャンスが減るから

育休を取らず、今まで通り働いて帰ってくると、赤ちゃんはお風呂だったり寝ていたりと、写真や動画を撮るチャンスはあまりありません
お休みの日に撮ればと思っていても、疲れ切っていて撮る気にならないかもしれません
赤ちゃんといる時間が長い母親が撮ればいいとなりますが、その写真は赤ちゃんばかりで、母親、父親も写っている写真は残らなくなります
撮った写真を見返したとき、赤ちゃんの成長は見れても、その時の母親、父親の様子がわからないのは、子供からすると少しさびしい気がします
ぜひ、しっかりと思い出をかたちに残すためにも、育休を取得してもいいと思います
まとめ
2022年10月から、男性の産休取得も可能な時代になりました
しかし、期間は最大でも4週間で、当然赤ちゃんのお世話で大変な時期はまだまだ続きます
勤めている会社に前例がなくても、育休を取得したいと少しでも考えているようでしたら、ぜひ前向きに考えてみてください
赤ちゃんといられる時間は、思っているよりずっと短いです
わずかな瞬間を逃さないでくださいね