Life style

【地方版】賃貸か持ち家か、子育て世帯はどうするべきかお答えします

家探しに迷う人

賃貸にすべきか持ち家を買うべきか悩む

これから子供が産まれるけど、どれを選んだらいいかわからない

地方ならどうしたらいいのかな?

こんな悩みにお答えします!

賃貸VS持ち家

どちらが良いのかは、いつもどこかで話されている永遠のテーマですよね

答えは、住む場所によって様々で、正しい選択は見えてきません

そこで今回は、5年前に地方都市に新築一軒家を建てた2児のパパ目線で、今なら家をどうするべきだったかを本音でお答えします

本記事を読んでわかること

・これから家を持ちたいと考えている子育て世帯の方針が決まる

・地方都市で家をどうしたらいいかがわかる

さっそく内容に入っていきます!

子育て世帯が考えるべき3つの生活様式の変化

以下の3つのとおりです

・家は大きければ大きいだけ良いは間違え

・子供の成長に合わせて、間取りは大きく変化する

・多額のローンは、人生の選択肢を減らす

順番に説明していきます!

家は大きければ大きいだけ良いは間違え

一軒家を持つ上で、賃貸と比較して最大のメリットは収納や部屋が増えることだと思います

せっかく家を持つなら、できるだけ大きい方が良いと思いがちですが、それは危険です

なぜなら、人間は空白があると何かで埋めてしまいたくなるからです

空間が狭ければ持つことを考えなかったものも、置き場所があると、つい置いてしまいます

部屋数が多くても、使う人がいなければ物置部屋と化してしまうわけです

住むのに丁度よい大きさであれば、不要になったものは置きっぱなしにせず、手放すという選択肢を取れるのです

子供の成長に合わせて、間取りは大きく変化する

子供が小学生低学年までは、自分の部屋は必要とせず、遊ぶ場所はリビングかダイニングあたりです

産まれてから自分の部屋を必要とするまで、約10年あるわけです

子供が産まれるタイミングで、家を建てても、子供部屋は10年使われないのです

兄弟分の子供部屋を用意していれば、使わない年月はさらに延びます

10年も使われない部屋を持っているのはもったいなくないですか?

そして、もったいないからと要らないものをその部屋に一時避難させて、物置部屋の完成です

それならば、子供部屋が必要になった段階で、間取りを変えた方が合理的ではないでしょうか?

多額のローンは、人生の選択肢を減らす

新築一軒家を建てようとすると、必ずローンを組む必要が出てくると思います

せっかく建てるならと、ローンを多額に組んで、いい家を建てようとするのは危険です

なぜなら、安定的にローンを返済し続けられると思っていても、人生で何が起こるかわからないからです

共働きでいるつもりが、どちらか片方が続けられなくなる

勤め先が倒産し転職したら、前より給料が減る

変動金利にしている場合、金利が上昇したとき返済額が増える

そして一番は、あなたが何か新しいことに挑戦しようとしたとき、ローンの返済があるため諦めることになるかもしれません

それは、あなたにとって幸せなことでしょうか?

人生なにが起こるかわかりません

いざという時、ローンが足かせになってしまうのはもったいないです

Q 今なら家をどうする?

ここでは、実際に新築一軒家を建てた筆者の率直な意見を述べたいと思います

あくまで一意見であり、正解を示すわけではありません

ですが、賃貸か持ち家か悩んでいる子育て世帯の方の参考になればと思います

A 中古の一軒家を購入し、リノベーション

理由は以下の3つです

・購入費用をなるべく抑えられ、ローンを少なく組めるから

・子供の成長に合わせて増改築できるから

・いざという時、別の場所に移住できるから

順番に解説していきます

購入費用をなるべく抑えられ、ローンを少なく組めるから

中古の物件は、古くなると家にはほとんど価値がつかず、土地の値段に近い価格で販売されている事が多いのです

加えて、少子高齢化で地方に空き家がどんどん増えています

持ち主は固定資産税がかかってしまうため、なるべく早く手放したいと考えます

そのため、良物件が非常に安く購入することも可能となります

気になるとこだけリノベーションすれば、快適に住めて、なおかつ新築の購入費用の半分以下に抑えることも出来ます

わざわざ新築を建てる必要はないのです

子供の成長に合わせて増改築できるから

上記でも説明したように、子供の成長に応じて必要な間取りは変わってきます

なので、子供部屋が必要となってから間取りを変えたほうが合理的です

また、予定していた子供の人数を実際に産むかもわかりません

予定より少ないかもしれないし、多くなるかもしれません

新築で建てた後、増築となればさらに費用がかさみます

中古物件で初期費用を抑えることで、住宅費に余裕ができ、柔軟に対応できるようになれます

いざという時、別の場所に移住できるから

良いと思って住んでみたら、思ってたのと違ったり、10年住んでみたら考えが変わるかもしれません

新築で家を建ててしまうと、よっぽど資金に余裕がない限り、引っ越そうとはなりません

ですが、中古物件を選ぶことで、資金に余裕ができ、いざという時に移住する選択肢が取れるのです

最初から移住なんて考えてないという人も、時が経てば考えが変わるかもしれません

選択肢を残しておくのは、心の余裕にもなります

まとめ

いかがだったでしょうか?

昔からのイメージで、結婚して家庭を持ったら新築一軒家を建てるという刷り込みがある方は多いのではないでしょうか?(筆者自身もそうでした笑)

ですが、時代は変わり、生き方も多様になってきました

賃貸VS持ち家に正解はありませんが、選び取った先に何があるのかを考えることはとても大事なことです

一生に一度の選択、なるべく悔いがない道を進めることを祈っています